嫉妬をうまく利用しよう
嫉妬とは、
「あいつだけずるい」と言う感情だ。
例外はない。
自分にはなくて、他人にだけある特徴を見て、
「あいつだけずるい、俺もほしいのに」という
感情の事を言うのだ。
例を挙げよう。
芸能人の不倫なんて、自分の人生に対して、
あろうがなかろうが、どっちだっていいのだ。
しかし、世間の人たちは、厳しく非難する。
「不倫は悪いことだ。」とか「奥さんがかわいそうだ」とか。
そんなことは、時代が変わったり、人が変わったりしただけで
ガラッと変わることであり、絶対の真理なんてない。
それに、批判している人は、大抵その芸能人と、一生関係がない人である可能性が高いのだ。
にもかかわらず、批判したくなる感情が生まれるのは、「自分もやってみたいのに、自分はできない!あいつだけずるい!」「俺もやってみたい」と言う感情があるからなのだ。
他人の嫉妬も、じぶんの嫉妬も、こういう風に考えよう。
そうすることで、自分や他人をもう一つ上の客観的視点から見ることができる。
人生は、体を大きくするためにあるのではない。
人生は、富を大きくするためにあるのでもない。
人生は、視点を広く持てるようにする訓練の場である。