恋愛は、効率が悪い。(人の恋愛の相談に乗るのが楽しい理由)
恋愛相談が楽しいと思う理由
恋愛をすると人はバカになる。
これは万国共通らしい。
「恋は盲目」という日本のことわざがあるが、似たようなことわざが海外にもある。
「恋をすると水だけで生きていける。」とか
「恋をすると空気だけで生きていける。」だ。
つまり人間と言う生物は、恋をすると馬鹿になる。
だが、それはなぜだろうか?
人間は、合理的に動くのが好きな生き物だ。食べ物を探すことや、寝る事、安全確保にたいして合理的に動きたがる。つまり、食べ物を探すことや、寝る事、安全確保に対して、確実に、素早く、そして簡単にするように工夫したがる。
その性質のおかげで、今の文明社会がなりたって、ぼくもこうやって誰も読まない文章を書けるわけだ。
しかし、子孫を残すという事に対しても合理的にならないといけない。
言うまでもなく、そうしないと次の時代に自分のコピーを残せないからだ。
ここで矛盾が生じる。
「合理的に生きる。」ということと「子孫を残す」と言うことには、大きな矛盾があることにお気づきだろうか?
子孫を残すと言うことは、子供を作ると言うことだ。しかし、子供を作ると言うことは、子供にを生み、育てなければならない。そう、時間と労力が子供に奪われてしまうのだ。
つまり、子孫を残すと言うことは、自分に対して合理的ではない。と言うことになる。
ここで「恋愛相談が楽しい理由」に話を戻して考えてみよう。
今までの「恋愛は効率ではない」と言う意見と組み合わせて考えるとこうなる。
相手がバカに見えるから恋愛相談は楽しいのだ。
恋愛相談に乗ることは、非効率(=馬鹿になっている)な人間を相手にしているので、自分が優越感に浸れる。
つまり、相手が効率の悪いことをしているのに対して、客観的な意見を述べることができる。
だから楽しいと感じるのだ。
だから、おすすめなのは、
「恋愛相談に乗るときは、自分と人類に対しても客観的になろう。」
客観的な意見を言ってあげるだけでなく。自分に対して、人類に対しても客観的に考えられるようになろう。
しょせん人間の考える事は、共通点だらけだ。
客観的に考えると、この人の本当の良くは何なのか?と言うことが見えてくる。
恋愛相談で、自己満足になるだけではもったいない。
恋愛相談で、人間観察力を鍛えよう。